「SOAPパーフェクト・トレーニング」のご紹介
POAを活用するすべての医療者のためのSOAPパーフェクト・トレーニング 定価2200円(税別)
Part2ができました!!ぜひ合わせてご利用ください。
著者長年のPOS教育の集大成として、POSの基本中の基本、SOAPに焦点を当ててそのSOAPの理解し、モノにするためのテキストが出来上がりました。
それがこのSOAPパーフェクト・トレーニングです。
SOAPは単なる記録の書き方の決まりではなく、プロブレムについて考えを深めていくときにガイドとすべく分析手法なのです。
患者さんの持つ「問題点」について情報を集め(S、O)、それをどのように認識(A)するのかよくよく吟味して、それに対してどのように関与する(P)のかを考える・・・。POSとは、この一連の思考回路をいつもいつもたどることにより、プロブレムを明確にししつつ、医療者として目の前の患者さんにどのようにアプローチしていくのかを導きだしていく、思考方法なのです。
本書は薬剤師のみならず、看護師、管理栄養士、その他、POSを用いるすべての職種にとって、POS的思考回路を身に付けるために、もっとも効果的な一冊と言えるでしょう。すべての職種の医療者と学生の皆さんに、必ず学んでいただきたいテキストの一つです。ぜひご活用下さい。
著者:岡村 祐聡 服薬ケア研究所 所長
出版社:診断と治療社
ISBN 978-4-7878-1763-1
B5判 並製 96頁
定価2200円(税別)
〔目次〕
第T章 POSを正しく理解しよう
1 POSとは考え方である
a Problem Oriented System
b POSは“プロブレムごと”に考えるもの
c POMRの考え方
d POSの基本精神
2 SOAPとは何か
a SOAP
b SとO
c AとP
d SOAPのどこが優れているのか
3 クラスタリングがPOS理解の要である
a クラスタリング
b クラスタリングと分類は違う
c 常にクラスタリングを意識しよう
4 プロブレム
a プロブレムとは焦点をあてたところ
b プロブレムを概念として捉える
c 必ずプロブレムネーム(タイトル)をつける
d プロブレムリスト
5 オーディットを必ずやろう
第U章 SOAPをモノにしよう
A SOAP遊びをやってみよう
1 SOAPをモノにするにはSOAP遊びが一番
a SOAP遊びは初学者にとって必須の練習
b POSの基本も学ぶことができる
2 SOAP遊びとは何か
a SOAP遊びのやり方
b プロブレムネーム(タイトル)のつけ方
3 SOAP遊びによる効果
a SOAP分析の能力が身につく
b SOAPがどこで完成なのか,そのバランス感覚が身につく
c 入手しなければSOAPが完成しない情報がある
d 違う情報に出会ったらそれまでの想定は捨てる
4 SOAP遊びを行ううえで気をつけること
a 症例に基づいたSOAPで練習しない
b 実現不可能なプランを立てない
c 後ろ向きのプランで終わらせない
d 必ず後からタイトルをつける
e 長くなっても詳しいタイトルをつける
f 必ずチェックをする
g SとOはあまり厳密に区別しなくてもよい
5 効果の高い練習方法
a 200個くらい作ってみるとよい
b 人に読んでもらう
c 仲間と一緒に始める
B SOAPのバランス
1 SOAPのつじつまを合わせる
a 全体的にバラバラなSOAP
b プロブレムの設定があいまいなSOAP
c 情報が足りなくて成立していないSOAP
d そのプロブレムに関係のない情報が含まれているSOAP
e 情報が取捨選択されていないSOAP
f 必要な情報が足りないSOAP
g ほかのプランも成り立ってしまうSOAP
h タイトルがSOAPと合っていない
2 SOAPのチェック
a SOAPのつじつまが合っているかをチェックする
b タイトルとSOAPのバランスをチェックする
3 いろいろ入れ換えてみて変化を学ぶ
a O情報の変化によってプランが変わってくるSOAP
b OとAを入れ換えてみる
c SとOを入れ換えてみる
第V章 勉強会の実際
A 勉強会の開き方
1 少人数での勉強会
a 食事会や茶話会をかねて
b 少人数でのやり方(1グループのみで行う場合)
c わかったことを意識して定着させる
2 多人数での勉強会
a 事前に基本的な学習は済ませておく
b グループワーク成功のための準備
c グループワークを行ううえでの注意点
d 全員でSOAPを書いてみる
e ワークに用いるSOAPをグループで一つ選ぶ
f 選んだSOAPをいろいろ作り変える
g グループごとに,話し合った内容を発表
h 全体ディスカッション
i 学びを振り返る
B 勉強会の実際
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“岡村祐聡”で検索すると見つかります。
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