POS研究室では、服薬ケアの重要な柱の一つとしてPOSをテーマに研究を行っております。
薬剤師の分野では、いまだPOSは普及はおろか、取り組みさえやっと始まったばかりです。しかし、いろいろな意味で、これからの服薬ケアを考えたとき、POSは外すことのできないテーマであると、私は考えています。
そこでこの研究室では、薬剤師がPOSに取り組んで行く上での問題点、注意点、工夫すべき点、そして考え方の基礎から実際の応用まで、幅広く取り上げていきたいと思います。
この研究室が、POSに取り組む皆様、そして、これから取り組んでみようと考えていらっしゃる皆様にとって、有意義なものとなることを希望いたします。
このコンテンツは、2003年9月21日に水戸で開催されました茨城県薬剤師会主催の学術研修会で、私が講演したときのスライド原稿の抜粋です。本来なら原稿も合わせて読んでいただくのが一番良いのですが、スライドだけでも参考にしていただけるかと思いまして、先行公開することにしました。
県の薬剤師会主催の研修会ということで、たくさんの方が詰め掛けてくださいました。当初100名定員で募集を開始したところ、すぐに150名ほどの応募があり、会場の都合でぎりぎりの144名まで定員を増やしたのですが、参加いただけなかった方もいらっしゃったということです。
薬歴というキーワードから、POS、そして服薬ケアの考え方まで、かなり幅広く取り上げた内容になっています。
この文章は、2001年の6月と7月に、ラジオ短波とBSデジタルTVにて放送した「薬学の時間」で私が講師をしたときにお話しした内容の元原稿です。実際の放送はこの通りではありませんでしたが、内容的にはほとんど同じです。 耳で聞いてわかるように、分かりやすい言葉でPOSの本質を解説したつもりです。POSの講義などで参考資料として配布して、大変好評を博しております。
2000年3月、つくばファーマシューティカルケア研究会から第22回日本POS医療学会へ発表したときの内容です。新しい試みとしてインターネット上での症例検討会をやってみました。非常に興味深い内容になったと思います。
持田製薬の情報誌「Vis-a-Vis」(ウェルケア研究所制作)Vol.6が発行されました。POSの特集号で、その中の「保険薬局におけるPOSの導入と実践」で私が紹介されています。服薬ケアのポイントが非常に簡潔にまとめられています。この研究所の紹介もあり、必読です。持田製薬のご厚意により、掲載いたしますが、ぜひ持田製薬に請求して、実物をご覧になってください。
97年3月、第19回日本POS医療学会での発表内容の紹介です。POSを通して、服薬ケアのポイントをまとめてあります。
98年3月、第20回日本POS医療学会での発表内容です。前回の続報という形で、服薬ケアの特徴的部分である「感情への着目」などについての考察を行っています。
今回は一つだけですが、症例も入れました。
このテキストは、前の勤務先でスタッフの勉強のために書いたものです。小冊子として、実際にPOSに取り組んでいる店舗で配布いたしました。また、POS導入にあたっての、講習会のテキストとしても使用しております。
基本的には、POSのごく初歩的なことは、他のテキストによって知っていることを前提としています。したがって、「POSがどんなものかは一応わかったんだけど、実際にどう使っていけばいいかわからない。」といったケースに対応する目的で書かれています。
実は、まだ第2章までしか書かれていません。それは、次に掲げる「薬剤師にPOSを!」を書き始めたのが、理由の一つです。このテキストは、あくまで社内向けを想定して書き始めてしまったので、同じ趣旨でもう少し一般的な語り口で書き直した方が良いと判断したためです。
したがって、これ以降を書き足す予定は今のところありません。しかし、この2章分だけで、これからPOSを始めてみようという人には十分参考になると思われますので、ぜひ御一読ください。
このテキストは、前述の「POSを始めよう!」を一般向けに書き改めたものです。しかし、90%は書き直しましたので、別のテキストと考えていただいてけっこうかと思います。
当研究所がオープンする以前より、友人の仁礼さんのホームページにて公開しておりました。
メールのあて先はこちら→[ ]です。
よろしくお願いいたします。